2021年4月8日　グランドOPEN!

2021年4月8日に開業の「おたるこどもクリニック」さんのご紹介です。こちらの医院は小樽に少ない小児科専門のクリニックとして小樽の地域医療を将来にわたって支えていこうと、小樽出身の飯田 純哉院長が開院しました。

小樽市では小児科専門の開業医が減ってきていることから、これから30年、40年と長い期間、小樽の子供たちの医療を自身が担っていこうと、開業を決心したそうです。

新築のクリニックは、飯田院長のコンセプトが詰まった作りになっていて、小さなお子さんを連れた親御さんへの配慮と感染症対策を徹底した仕掛けが詰まっています。

まず、通常の町の病院では「靴を脱いでスリッパに履き替えて入る」といったイメージがありますが、こちらのクリニックでは感染防止の面から靴のままで入れるようになっています。これはベビーカーを押したままでもスムーズに入れるようにとの配慮でもあります。

また、混雑した待合室で待つことなく、受付してからすぐに診察室に入って患者さん同士の接触を極力避られるようにと診察室は6室もあります。広いトイレも2か所設置、もちろん授乳室も完備しています。小児科なのにキッズスペースが無いのが特徴的で、こちらも感染症対策の一環です。その代わり院内には無線LANが設置されているので、タブレットやスマートホンで待ち時間にお子様に動画を見せたりすることもできます。無線LANのパスワードは問診表に記載されています。

他には、ベビーカー同士でもすれ違えるように廊下を広めにとっていたりと、至る所に親御さんへの気遣いが感じられるクリニックです。

お子様の診療はもちろん、付き添いの親御さんの風邪なども診てくれます。

クリニックではお子様の様々な病気の診療の他、アレルギーをお持ちのお子さんの治療に力を入れています。アレルギーの症状は様々あり、生後二か月から発症する可能性があるそうです。アレルギーはアトピーから始まりアレルギー性鼻炎、喘息、食物アレルギーといった様々な症状に繋がって次々と引き起こされていくと考えられています。その繋がりを「アレルギーマーチ」と呼び、それを避けるためにもできるだけ早い治療が必要と飯田院長は語っていました。

その他には、予防接種のうち忘れが起こらないように、様々な予防接種、ワクチン接種のスケジュール管理、ワクチンの相談なども行っています。

受診は電話予約の他、ホームページからも予約もできます。当日受診も受けているそうですが、混雑緩和のためにも一度電話をしてからの受診をおすすめしています。

飯田 純哉院長より

このたび、2021年4月8日よりおたるこどもクリニックを開業させて頂くことになりました、院長の飯田純哉です。

小樽生まれ、小樽育ちの純小樽人です。

小樽潮陵高校、札幌医科大学医学部を卒業し、道内で研鑽を積んだ後、小樽協会病院小児科で4年間勤務しました。

病院勤務医から開業医へと立場は変わりますが、令和時代の小樽の地域医療を担うクリニックとして、全力で皆様のお役に立てるよう努力して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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