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【潜入!】まいぷれ小樽編集部が行く!

「本気プロ2019夏」中間発表会に潜入取材!

商大生が地域の活性化について本気で考えたら!? 真相を徹底取材してきました!

本気プロとは?

商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクトを「本気プロ(マジプロ)」と称し、地域の企業等と一緒に地域活性化に取り組む活動です。

 

今回は本気プロの中間発表会が行われると聞いて、その模様をお伝えすべく潜入してきました!

小樽市立図書館で2019年10月26日に開催されました。

図書館入り口

発表会パンフレット

プログラム

第一部 オープニングセッション~地域と学生の連携で生まれた効果について~

第二部 中間発表会

第三部 ポスターセッション

 

プログラムは3部構成になっていて、学生さんたちの発表は第二部となっています。

会場前には発表するチームのパネルがや過去の本気プロの活動した取り組みの冊子などが展示してあり、来場者の方も熱心に見入っていました。

それぞれの発表チームのパネル前では来場者へ学生さんが熱心に説明をしています

過去の本気プロの取り組み。さまざまな冊子がずらりと並びます。

いよいよ発表会スタート!

訪れた来場者は学生を含め40人以上。それぞれ発表を担当する学生さんたちの緊張感が漂う中、オープニングセッションが始まりました! 

 

オープニングセッションでは、小樽商科大学の大津助教授による12年に及ぶ本気プロの取り組みの紹介や小樽市立図書館館長とのトークセッションが行われ、これまでの活動、図書館との連携などの報告がありました。

 

そしていよいよ学生さんたちの発表に移ります!今回は中間発表ということで、それぞれのチームごとにこれから取り組む活動について方向性や着地点などこれまで行ってきた活動やゴールに向けての計画などが発表されます。

発表する学生含め参加者は40名以上

地域と人を繋げる社会貢献

最初に発表するのは「地域と人を繋げる社会貢献」をテーマに掲げたグループでクリスマスに「サンタラン」というイベントを企画したことが発表されました。サンタの衣装を着て街でパレードを行い参加費の一部で病気と闘う子供たちにクリスマスプレゼントを贈るイベントです。「小樽に新たな社会貢献イベントを根付かせたい」という熱い思いのこもったプレゼンテーションが行われました。

「地域と人を繋げる社会貢献」チームの発表

SDGsを活用した地域創造

続いて登場したのは「SDGsを活用した地域創造」をテーマに掲げたチームです。SDGsとは、「持続可能な開発目標」の英語表記の略であり、持続可能な世界を実現させるための国際的な目標であり、国連サミットで採択された国際的な取り組みとのことです。小樽でSDGsを普及し、SDGsを活用した持続可能な小樽の街づくりを目指し、SDGsの認知度を高くすることを目的とし、市民や観光客への周知するために青年会議所と共同で行った市内のイベントへの参加報告や今後の活動計画などの発表が行われました。

「SDGsを活用した地域創造」チームの発表

ゴム博物館から伝える小樽の新たな魅力発見(仮)

続いては「ゴム博物館から伝える小樽の新たな魅力発見(仮)」チームの発表です。小樽の産業といえばガラスや水産を上げられると思いますが、実はゴム産業にも100年以上の歴史があり、過去には16ものゴム工場が稼働していたことに注目し、今では認知度が低くなってしまったゴム産業を多くの人に面白く伝えることによって小樽の産業全体を活性化させることを目標に掲げるチームです。

 

ゴム博物館を実施することになったこちらのチームは、これまでの活動として小樽第一ゴム工場の見学で感じたことや、これからの活動の目標設定までの様々な葛藤などをリアルに発表されていました。

「ゴム博物館から伝える小樽の新たな魅力発見(仮)」チームの発表

町会との連携による地域コミュニティの活性化

続いては先日まいぷれ編集部員もおじゃましたイベント「職人の技体験会」を企画した、「町会との連携による地域コミュニティの活性化」チームの発表です。

職人の技体験会の模様はこちらから

 

こちらのチームは現在でも職人がおり、老舗の飲食店も多い花園3丁目に注目し、その魅力を訪れる人、小樽の歴史に興味がある人や観光客に伝えることを目的としたチームです。

 

これまでの活動として現地調査や、おたる祭りの町会の催しへを手伝った体験、今後の活動計画について発表がありました。

「町会との連携による地域コミュニティの活性化」チームの発表

小樽っ子の学習意欲の向上(仮)

最後に発表するのは小樽っ子の学習意欲の向上(仮)チームです。都市部の子供と地方の子供の学習意欲の差に着目し、子供たちの学習意欲の向上を、楽しみながら学ぶきっかけを作り解決に導くことを目的としたチームです。

 

これまでの活動として樽っ子学習会への参加やボランティア交流会に参加し、子供の学習意欲向上のためのプロジェクトの発案までの過程を発表していました。

「小樽っ子の学習意欲の向上(仮)」チームの発表

編集部員より

各チームともプロジェクトを進めるために葛藤した様子や、課題解決に向けたアプローチの方法など真剣に取り組んでいることがとてもよく伝わる発表会でした。各チームアプローチが違えど、プロジェクトを持続可能なものとして目標設定しているところも印象的でした。参加者による質疑応答の時間では市民から様々な意見や、時には厳しい指摘などもありましたが、真剣に耳を傾け前向きに回答している姿に感動すら覚えました。

 

今回はプロジェクトの中間発表会ということでしたので、まだ具体的に決まっていないこともありましたが、来春にはプロジェクトの結果が発表されますので今から楽しみです。みなさんもぜひ発表会に参加してみてはいかがでしょうか?

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