アウトドアライター「タカマツ ミキ」のキャンプ&アウトドア特集【小樽・後志編】
小樽・後志キャンプ&アウトドア情報
キャンプブームの到来でキャンプにハマる人も多い中、「興味はあるけど実際どんな楽しみ方があるの?」と疑問の人もいると思います。
人それぞれキャンプの楽しみ方がありますが、ここでは私がキャンプのときに「楽しい・幸せ」と感じていることについてご紹介します。
私がキャンプへ行く理由として、リフレッシュできるというのが大きな理由のひとつ。
「キャンプへ行ったら絶対これをする!」など特になく、チェアを置きゆったりと腰掛け、木々が揺れる姿・肌を滑り通る風・葉っぱの擦れる音や野鳥のさえずり……など、自然をただただ満喫します。
何もしないの?と思われるかもしれませんが、家や職場など、いつもとは違う自然の中に身を置くことで、非日常を感じられ、心身ともにリフレッシュできるのがキャンプの不思議な魅力のひとつです。
限られたアウトドアギアを使って料理を作って味わうのも、楽しさを感じる瞬間。
家ではなく青空の下で食べるキャンプ料理は、どんな料理でも美味しく感じます。というのも以前連泊キャンプの朝に、材料が少なくなり納豆ご飯だけのときがありました。それだけでも、家で食べるより美味しかったのを覚えているほど、外で食べるご飯というのは格別。(笑)
友人とのキャンプでは、たくさんキャンプ料理を作り、みんなでわいわいしながら食べるのも楽しいひとときでした。しかしコロナ禍の今では、気軽に集まってキャンプすることができなくなったのが悲しいところでもあります。
最近私がするキャンプはソロキャンプが多いのです。日が暮れてきたころからビールを片手に焚き火の準備を始めます。火が安定してきたら、ゆらめく炎を眺めつつ、しっぽり晩酌するのが幸せのひととき。
ちなみに焚き火の炎や色、音などには、人間が本能的にリラックスできる「1/fのゆらぎ」というリズムパターンがあり、脳がリラックス状態を示すアルファ波が増える効果もあるのだとか。
焚き火以外にも川のせせらぎなど、自然の中にはこの「1/fのゆらぎ」のリズムパターンを持つものが多いため、キャンプという「自然の中に身を置くこと=リラックスできる」のです。
開放的な空間での食事、リラックスできる焚き火時間。心身ともにリフレッシュできるのが、私が感じているキャンプの楽しさです。慌ただしく忙しい毎日を送っている人にこそ、キャンプで疲労を解消させてみてはいかがでしょうか?
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