アウトドアライター「タカマツ ミキ」のキャンプ&アウトドア特集【小樽・後志編】
小樽・後志キャンプ&アウトドア情報
キャンプを楽しむ人が増える中、話題となるのが“キャンプのマナー”です。今回は、このマナーについてご紹介します。これからキャンプに挑戦しようとしている人はもちろん、すでにキャンプを楽しんでいる人も今一度、キャンプ時のマナーを確認して、誰もが気持ちよく楽しめるキャンプをしましょう。
キャンプのマナーと聞くと、「とても難しいことがたくさんあるのではないか」と思われがちですが、実は小学生でも理解し守れることばかりです。
筆者も今まで目の当たりにしたことも含め、一つずつご紹介していきます。
無料のキャンプ場や海など、管理人不在の場所で「ゴミのポイ捨て」をよく目にします。
キャンプのゴミといえば、飲食物はもちろん、BBQコンロや網を新品で使いそのまま捨てられていたり、使用後の炭をそのまま放置したり…。
言語道断です。
キャンプをするのであれば、「キャンプに来たときよりもキレイにする」くらいの気持ちで、キャンプ後には自分のサイト周りにゴミが落ちていないか確認し、キャンプで出たゴミは必ず持ち帰ってください。
また、ゴミ収集をしているキャンプ場もありますので、そういうキャンプ場を利用するのもいいでしょう。
特にキャンプ場でトラブルになりやすいのが騒音問題です。
夜通し大きな声で騒いだり、音量をあげてまるでフェスのような爆音で音楽を聴いたり、中には打ち上げ花火をする人も。
周りがうるさいと感じるくらいの音量で音楽を聴いたり、話したりするのはマナー違反ですよ。いつもとは違う環境で楽しくなるのも分かりますが、自然の中でゆったり静かに過ごしたいキャンパーがいることも忘れてはいけません。
キャンプサイト=自分のスペースですが、キャンプ場自体が共有スペースです。周りへの配慮を忘れず、迷惑になることは控えましょう。
混み合っているキャンプ場でテントやタープを設営するとき、隣のキャンプサイトとかなり近くになってしまうこともあるでしょう。
そんなときは無言でテントやタープを設営するのではなく、「お隣に設営しても大丈夫ですか?」など、一言声をかけるのがマナーです。
逆に自分のキャンプサイトのかなり近くに無言でテントやタープを設営されたら、あまりいい気分にはなりませんよね。
のちのちトラブルになっても困りますので、一声かけるようにしましょう。
最近、多くのキャンプ場が「直火」を禁止しています。そういったキャンプ場で焚き火を楽しむには、焚き火専用の焚火台を使用しなければいけません。地面にそのまま薪をくべて燃やすのは絶対にやってはいけません。
また直火OKのキャンプ場でも、直火スペースを設けているところが多く、それ以外での直火は禁止。炭をそのまま放置するのもマナー違反です。
さらにキャンプ場に生えている木を折って、焚き火に使用するのも絶対にNG。焚き火を楽しむなら事前に薪の購入をしてくださいね。
今回はキャンプのマナーについてご紹介しました。マナーと言っても、子どもでも理解できるほど、簡単なものばかりです。みんなが気持ちよく楽しめるよう、周囲に迷惑となるような行動はやめましょう!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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