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【潜入!】まいぷれ小樽編集部が行く!

仁木町の「ワイン神社」へ潜入!

仁木神社に隠されたストーリーとは?

「ワイン神社があるらしい」

そんな噂を聞きつけて、まいぷれ小樽編集部が向かったのは仁木町にある仁木神社。

果樹やワインのまちとして知られる仁木町ですが、神社が「ワイン神社」と呼ばれているとは一体どういうことなのでしょうか?

実際に宮司さんに案内していただきながら、境内に隠されたストーリーを伺ってきました!

「ワイン神社」と呼ばれるようになったわけ

 

仁木神社が「ワイン神社」と呼ばれるようになったのは令和元年ごろから。

同年にオープンしたワイナリー「NIKI Hills」とのご縁が深まり、境内にはワインにまつわる建立物が少しずつ増えていきました。

お祭りの際には、NIKI Hillsから奉納された赤白のワインを神様へお供えし、祭典後には参拝者みんなでいただく「直会(なおらい)」も行われています。

こうした取り組みが口コミやSNSで広がり、今では道内はもちろん、全国各地から参拝者が訪れるようになりました。

しかし、その背景には神社ならではの課題もありました。

仁木町の人口はかつて約8,000人でしたが、現在は約3,000人。

神社を支える氏子の減少も進む中、「どうすれば多くの人に神社へ足を運んでもらえるのか」を考えた結果、生まれたのが“ワイン神社”という新しい魅力づくりだったそうです。

隠れミ〇キーならぬ、隠れワイン‼

金装飾の中身はワインボトル!?境内に隠された仕掛け

 

宮司さんの案内で境内を歩いていると、思わず驚く発見がありました。

なんと社殿の屋根にある金装飾の中に、ワインボトルが隠されているのです!

言われなければ気づかないほど自然に溶け込んでいますが、「ワイン神社」を象徴する遊び心ある仕掛けの一つ。

さらに境内には「神人和楽」と刻まれた石像もあります。

これは神様と人、人と人とのつながりを表現したもので、お祭りや神楽を通じて地域の人々が一つになる様子が描かれています。

また、令和元年には紅白の梅の木も植樹されました。

紅い梅は日本ソムリエ協会名誉顧問熱田貴先生、白い梅は後述する栗山英樹監督ゆかりの木。

一つひとつの建立物に意味が込められており、まるで境内全体が物語を語っているようでした。

とても清々しい雰囲気。

栗山英樹監督との10年以上の絆

 

仁木神社を語るうえで欠かせないのが、元北海道日本ハムファイターズ監督・栗山英樹さんとのご縁です。

宮司さんによると、栗山監督が初めて仁木神社を訪れたのは2013~2014年頃。

しかも最初はアポイントなしで、雪かき中に突然現れたのだそうです。

それ以来、毎年のように必勝祈願に訪れる関係が続いています。

特に印象的だったのが、宮司さんが語ってくれたこんなエピソード。

「なぜ仁木神社に来るのですか?」と聞かれた栗山監督は、『ここには神様がいる』と答えたそうです。

2023年のWBC優勝後には、感謝の気持ちを込めた色紙を奉納。

その言葉は現在も大切に保管され、石像にも刻まれています。

お正月には参拝者へお茶を振る舞うお手伝いをしてくれたこともあるそうで、宮司さんも思わず

「もう、うちのスタッフみたいなものですね(笑)」と話していました。

長年にわたる信頼関係が伝わる、心温まるエピソードでした。

有名人の写真やサインがズラリ。

栗山英樹さんサイン入りのお写真

栗山英樹さんからのメッセージ

なんと石碑にもなっています

著名人が次々と参拝に訪れる理由

 

栗山監督だけではありません。

2002年日韓W杯日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏、女優の竹下景子さん、EXILE初代メンバーのMATSUさん、そしてパリ五輪フェンシング銀メダリストの見延和靖選手など、多くの著名人が仁木神社を訪れています。

「見延選手が来られた時は、ちょうどテレビで銀メダル獲得のニュースが流れている最中でした」と宮司さん。

目の前にオリンピアン本人と銀メダルがあるという、なかなか体験できない瞬間だったそうです。

こうしたご縁もまた、仁木神社ならではの魅力の一つです。

本殿

天井に矢!?

北海道ご当地みくじ&ワインみくじとは?

 

仁木神社を訪れたら、ぜひ手に取ってほしいのが「ワインみくじ」。

ワインボトルを模したユニークなおみくじで、仁木町らしさがぎゅっと詰まっています。

編集部も実際に引いてみましたが、見た目の可愛らしさもあって思わず写真を撮りたくなります。

さらに注目なのが「北海道ご当地みくじ」。

後志エリアの神社と連携し、それぞれの地域の名産品をテーマにしたおみくじを頒布しています。

寿都なら牡蠣、倶知安なら羊蹄山、蘭越ならお米など、その土地ならではの魅力をおみくじで表現。

現在は11社が参加していますが、将来的には20社以上への拡大を目指しているそうです。

これは単なるおみくじ企画ではなく、「神社を巡りながら後志を旅してほしい」

そんな想いから生まれた地域連携プロジェクトだそうです。

これが噂のワインみくじ…!

一つ一つ丁寧に個包装されています。

なんと、入れ物は本物の木製ワイン樽!

宮司さんが目指すのは「後志を巡る旅」

 

取材中、宮司さんが何度も口にしていたのは、「後志全体を盛り上げたい」という言葉でした。

小樽には多くの観光客が訪れますが、その先の仁木や余市、積丹まで足を延ばす人はまだ多くありません。

だからこそ、「小樽から仁木へ」「仁木から余市へ」

そんな流れをつくりたい。

ご当地みくじも、神社同士の連携も、その想いから生まれています。

ワイン神社は単なる話題づくりではなく、地域を未来につなぐ挑戦でもありました。

板谷 さん

おみくじ掛けもありました

由緒書

【編集部まとめ】

石灯籠にはボトルとグラス。斬新!

仁木神社の手水はワインボトル。

NIKI Hillsの「はつゆき」ボトル

取材前は、「ワイン神社」というユニークな名前に興味を持って訪れた編集部。

しかし実際にお話を伺うと、その背景には人口減少や氏子減少といった課題に向き合いながら、地域を盛り上げようとする挑戦がありました。

境内に隠されたワインボトル、栗山英樹監督との深いご縁、ご当地みくじを通じた後志エリアの連携――。

どれも宮司さんたちの「地域を元気にしたい」という想いから生まれたものです。

小樽から車で約30分。

ワイナリー巡りと合わせて、ぜひ足を運んでみてください。

きっと、案内板だけでは分からない“物語”が見つかるはずです。

基本情報

 

住所:〒048-2413 余市郡仁木町南町2丁目14番地

電話:0135-32-2170
御朱印受付時間:09:00~17:00

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