公開日 2026年10月31日
更新日 2026年10月31日
石山透・山中恒 少年少女ラジオドラマの世界

大正14(1925)年に始まった日本のラジオドラマは、戦時中の統制では一時壊滅状態に陥りましたが、終戦と同時にGHQの管理下で再開され、新たな近代的演出システムを取り入れた番組が作られました。
さらに昭和27(1952)年には占領軍も引き上げたため、そこから、戦後のラジオドラマの名作が次々と制作されるようになりました。
その時代にシナリオライターとして若い才能を輝かせたのが、小樽出身の石山透(1927‐1985)と山中恒(1931‐2026)です。
石山は昭和27年にNHK札幌放送局の専属作家となり、34年に東京のNHKへ移籍。主に昭和30年代から40年代にかけ、子供向けドラマ・民話劇・ミュージカルなど多彩なジャンルでリスナーを魅了しました。
一方、山中がこの世界に関わったのは昭和35年頃。NHKや民放放送で、主に小学生や未就学児童を対象とした番組を手がけました。特にNHKラジオ第一放送の「お話でてこい」では、昭和30年代半ばから50年代末までの長きにわたり、主要執筆陣の一人として活躍しました。
このラジオ時代の豊富な経験が、後に彼らの、少年少女向けテレビドラマやテレビ人形劇での大ブレイクにつながっていきます。
この展覧会では、石山透と山中恒が所持していた当時のラジオドラマ台本を展示し、あわせて、日本のラジオドラマの歴史やラジオ収録の現場の様子などをご紹介いたします。
ラジオ番組がどれほど聴く人の想像力をかきたて、少年少女たちを物語の世界にいざなっていたか、ぜひ会場で感じてください。
石山透・山中恒 少年少女ラジオドラマの世界展チラシ表[PDF:257KB]
石山透・山中恒 少年少女ラジオドラマの世界チラシ裏[PDF:1.55MB]
会期
2026年11月14日(土)~2027年2月28日(日)
休館日
月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日(火)、25日(水)、年末年始(12月29日~1月3日)、1月12日(火)、13日(水)、2月12日(金)、24日(水)
文学館入館料
※令和7年1月より、市立小樽文学館の入館料についてはキャッシュレス決済が利用できるようになりました。利用できるキャッシュレス決済の種類や注意事項など詳しくはこちらをご覧ください。
| 入館者区分 | 普通入館料(文学館のみご覧になれます) | 共通観覧料(文学館と美術館の両方をご覧になれます) |
|---|---|---|
| 一般 | 300円(240円) | 800円(640円) |
| 高校生 市内にお住まいの70歳以上の方 | 150円(120円) | 400円(320円) |
| 中学生以下と障がい者(注) | 無料 | 無料 |
※共通観覧料は美術館観覧料の変更に伴い変動します。
※()は20名様以上の団体料金です。
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方
関連イベント
講演会「「模範的軍国少年・山中恒」について」
日時:2026年12月6日(日) 午後2時から午後3時30分
講師:渡辺大助氏(FMおたるパーソナリティ)
会場:市立小樽文学館研修室
料金:無料
定員:40名(申込順)
お申込み:文学館電話(0134‐32‐2388)または文学館1階チケットカウンターにて受付
講演会「戦後ラジオで大活躍!石山透と山中恒」
日時:2026年12月13日(日) 午後2時から午後3時30分
講師:亀井志乃(市立小樽文学館館長)
会場:市立小樽文学館研修室
料金:無料
定員:40名(申込順)
お申込み:文学館電話(0134‐32‐2388)または文学館1階チケットカウンターにて受付
