【潜入!】まいぷれ小樽編集部が行く!
オーナー兼醸造家の長 直樹氏にお話を伺ってきました!
1階が醸造所、そして2階にはショップと有料試飲ができるカウンターなどがあり、ワインが香る洗練されたオシャレな石蔵と木造空間!
カウンターがとってもオシャレ!
階段までもがオシャレ!
世界各国の首脳にも日本のワインとして飲んで頂けたことは大変光栄で、OSA WINERYからは「tabi 2018」という商品を提供しました。小樽発祥と言われるブドウ「べにしおや」、別名「旅路(たびじ)」を使ったワインです。作っている過程でブドウの香りが”大葉”や”ゆず”など、寿司に関連する食材のイメージとぴったり重なり、そこから寿司に合う食洋酒としての可能性を見出しました。実際に寿司と食べ合わせを試しながら1%刻みで試行錯誤を繰り返しブレンドしましたが、初めから小樽の寿司に合わせたわけではありません。ブドウが持っている魅力を引き出した結果寿司と結びつき、そこから小樽との物語に繋がったというイメージです。
勉強の為に日本全国、世界のワイナリーを回っていた時に大きな差を感じたのですが、日本の場合はワインの産地に行くとご当地ワインに出会えますが、それに合う食材は何かと尋ねても明確に答えられる人は多くはありませんでした。海外、特にヨーロッパと比べて日本では地域の食と地域のワインが結びついていないのです。ただ、例えばフランスで有名なワインと食の組み合わせがあったとして、それを日本で真似しても何の意味もない。それだと、この地でワインを作る理由がありません。この土地ならではの味わいを表現して街の食文化までになったら良いと思います。
ワインを購入する事ができます
元々は余市町のブドウ農家から仕入れた原料で醸造していましたが、ご縁があってオサワイナリーの存在を知ってくれた農家さんから連絡を頂き、小樽市塩谷に自社で農地を持つことが出来ました。小樽の農場で収穫したブドウを小樽の醸造所で作る100%小樽産ワイン、昨年も取り組んで非売品ですが24本だけ完成出来ました、これを流通に乗せるのが今の夢で、実現予定は2020年です。
石と鉄でも「tabi 2018」や他にも数種類のオサワインがありました
小樽でブドウを収穫して小樽で醸造しようと挑戦している人がいると知り、会いに行きました。そこで長さんと初めて出会い、当店でも取り扱いをさせて頂くお願いをしました。数回だけですがブドウ造りや瓶詰め作業の手伝いもして、一緒に仕事をすることで生産者としての想いも共感出来たので、お客様にもそのストーリーを伝えやすいです。海外のワインも美味しいものは沢山ありますが、売るだけなら当店で提供する必要はないと考えています。小樽のお店で、小樽で作っているワインを提供することができて、商品と一緒にその物語も伝えられる、それこそがうちのコンセプトでもあります。
「tabi 2018」に合う小樽の食として、当店では「小樽地鶏もも肉のグリル」をお勧めしています。後から分かって驚きましたが、小樽地鶏の生産場所は塩谷、長さんの農場も塩谷、なんとそれが隣同士だったんです。そりゃ合わないわけがないですよね(笑)これは運命ですよ。地鶏もも肉のしっかりとした旨みとワインが絶妙、ぜひ試して欲しい組み合わせです。
OSA WINERYのワインをお買い求め頂ける小さなSHOP&BAR。BARは石蔵の落ち着いた雰囲気の中でグラスワイン(有料試飲)を楽しめます。
※イベント・仕込み等で営業日変更あり、また、9~10月の収穫期はお休み。最新の営業予定はFacebookで
名称 | OSA WINERY(オサワイナリー) |
場所 | 小樽市色内1-6-4 OSA WINERY2F |
電話 |
小樽市色内2-1-16
[ 洋食レストラン ]
歴史情緒あふれる小樽を満喫できる建物と山海の幸を楽しむ洋食店
小樽市稲穂2-11-3
[ 寿司店 ]
この道27年以上の職人が握るお寿司がカジュアルに楽しめる!
小樽市堺町2-22
[ 寿司店 ]
小樽らしい風情と旬の食材を楽しむ自分が通いたいと思える寿司店
小樽市稲穂2-13-16(仲見世通り)
[ ジンギスカン専門店 ]
北海道のソウルフード・ジンギスカンを気軽に楽しめる専門店
余市郡余市町黒川町20-14-9
[ ふくろうカフェ・ペットホテル(ふくろう専用) ]
森の賢者・幸福のシンボルのふくろうと気軽に触れ合えるカフェ
小樽市花園1-8-24
[ 和食居酒屋 ]
古き良き伝統と新しさを兼ね備えた和食店