【潜入!】まいぷれ小樽編集部が行く!
2019年2月17日に開催された「第6回国際スポーツ雪かき選手権」の模様をお伝えします!!
「雪かきはスポーツだ!!」の掛け声で記念写真
スポーツ雪かきは高齢化によって深刻化する除雪問題を解決したいという思いから生まれたソーシャルスポーツです。単純労働の雪かきをスポーツ競技にして、参加者全員で楽しく競いあえるよう工夫することで、地域コミュニティを元気にする「協働の種」に育てることを狙いとして2013年に開催されました。
今回で6回目を迎えるこちらの大会、昨年まではボランティア雪かき、雪運び競技、雪ダルマ作りの3種の競技で採点してきましたが、今回からボランティア雪かきのみを残し、雪かき作業の成果をそのまま採点する方式に変更し、より地域とのかかわりを強めるイベントとしてパワーアップしています。
小樽市立北陵中学校でセレモニーが執り行われました
中学生から社会人まで16チームが参加しスタッフ含め120人以上が集まりました
大会前に「雪かき体操」で体をほぐします
開会式を終え、会場の石山町までみんなで移動
大会前にルールの確認。報道陣も駆けつけ注目度の高さがうかがえます
チームごとにそれぞれの競技コースに分かれ、作戦会議
町内のいたるところに貼られた応援のビラ
いよいよ競技スタートです!
中学生チームも頑張っています
昨年の覇者「えちごまさ雪」チーム
競技が終わり、みんなでかいた雪をメイン道路に集めます
こんなに雪が集まりました!
全力を出し切ってへとへとの選手
外国の方も応援に駆け付けました
集めた雪は除雪業者さんに排雪してもらいます
競技の後はみんなで昼食。 小樽あんかけ親衛隊のみなさんも応援に駆け付けました。
温かい豚汁も振舞われました
昼食の後は運命の結果発表!
一般の部の優勝は「小樽ソーシャルワーカー連絡協議会そある」の皆さんでした!
大会後には選手、スタッフ、町内会の皆さんで懇親会も執り行われました。
一般の部優勝 「小樽ソーシャルワーカー連絡協議会そある」
高校生の部優勝 「小樽潮陵スコップ乱舞」
中学生の部優勝 「顎シャベル」
優勝したチームの皆さんおめでとうございます!
小樽には除雪車が入れない生活道路を有する地域が沢山あり、そんな住宅エリアに住む高齢者の方には除雪の問題が深刻です。今回の取材を通じて沢山の住民の方が選手に向けて感謝の言葉を伝えていたのがとても印象に残りました。地域の住民と選手の交流が深まり、除雪問題の緩和にも貢献する、そんな素敵な大会がこれからも続いていくことを願います。来年は皆さんも参加してみては如何でしょうか。
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